「自分の仕事が存在する意味/価値」

2016/01/04

2015年3月まで、セプテーニグループで15年間総務と秘書をしていました。

私を育ててくださった上司は、一般的に「何をしているかよくわからない」「なかなか成果が目に見えない」と言われる「総務」という仕事に対して「総務という仕事へのプライド」を教えてこんでくださいました。

生命保険の営業しか経験がなかった私が上場企業の総務課長を任せられるまでになったのは「仕事とは、その仕事が存在する意味を表現していくこと」という思いに支えられていたからだと思います。

私が同社に入社した時は、株式を上場する前で社員も40名あまり。総務の仕事は主に「社員へのサービス」から始まりました。

右も左も分からない私が「社員のためにできること」たくさん考えましたが気の利いたことが浮かばず社内を見渡してできることから始めました。

給湯室にあったゴミ箱を洗ってみました。

コピーやシュレッダー周りを掃除しました。

トナーの安い業者を探してみました。

営業マンに笑顔で「行ってらっしゃい」と言い続けました。

イベントのお知らせの張り紙を可愛く書いてみました。

お中元やお祝いを頂いた取引先のリストを営業マンに渡しました。

会社にかかってくる電話の相手先の名前と担当者を全て覚えました。

そういうことを続けていくと「今までなかったこと」が「なくてはならないサービス」に変わっていきました。

入社当時から上司が私に言い続けた「顧客をみろ、お前の顧客は社員だ」という意味が形になった時「私の仕事の存在する意味は、何かに書いてあったり教えてもらうのものではなく、私自身が表現していくものなのだ」ということに気が付きました。